10月が終わります。ここからは、本格的に寒くなる時期です。
11月にやっておくと、12月から3月までがずいぶん楽になります。 この記事は、そのためのチェックリストです。
全部やる必要はありません。できるものから、順番に。
1. 暖房まわりの最終確認
- ヒーターのコードにかじり跡がないか触って確認する
- 試運転して、異音・異臭がないか見る
- 設定をいちばん低くする(猫には十分暖かいです)
- 暖房のない逃げ場を1か所確保する
- コンセントまわりのホコリを取る
器具ごとの注意点は猫がいる家の暖房にまとめました。
2. 寝床の見直し
- 寝床を床から離す(すのこや台の上に置くだけで違います)
- 高い場所にも1か所作る(暖かい空気は上に溜まります)
- もぐれる毛布を足す
- 窓辺の寝床は、夜はカーテンを閉める
- 夏用のひんやりマットは、まだ片づけない(日中は暑い日があります)
詳しくは猫の寝床の衣替えを参考にしてください。
3. 水を飲む量の対策
冬は泌尿器のトラブルがいちばん増える季節です。 原因は、飲水量の低下と、寒いトイレの我慢です。
- 水をぬるめにする
- 暖かい部屋にも器を1つ増やす
- ウェットフードの割合を増やす
- トイレを寒い場所から移す(廊下や玄関は要注意です)
- おしっこの塊の大きさと回数を、毎日ざっと見る
チェック項目は猫の下部尿路トラブルにまとめています。
4. 加湿の準備
- 湿度計を用意する(数百円のもので十分です)
- 40〜60%を目安に保つ
- 加湿器のタンクは毎日水を替える
- アロマ機能は使わない(猫に有害な精油があります)
乾燥で起きることは猫と暮らす家の加湿にまとめました。
5. 換毛期の後半
秋の換毛期は11月ごろまで続きます。
- ブラッシングの頻度を上げる(冬毛は密度が高く、毛玉ができやすい)
- 空気清浄機のフィルターを掃除する
- 吐く回数が増えていないか気をつける
掃除の順番は猫の抜け毛の掃除、吐く回数の目安は猫が吐くにまとめています。
6. 年末年始に向けた準備
ここがいちばん忘れやすく、いちばん困る項目です。
- 健康診断を11月中に済ませる(12月は混みます)
- 療法食・常用薬の在庫を確認する。年末年始は病院が休みます
- フードと猫砂を多めに買っておく
- 夜間・救急対応の動物病院を調べて、番号を登録する
- 帰省するなら、預け先を早めに決める
2つ目と4つ目は、必ずやっておいてください。年末年始に薬が切れる、病院が閉まっている——これが冬にいちばん多い困りごとです。
7. 脱走対策の点検
- 網戸のロックを触って確かめる
- 玄関の仕切りを確認する
- 来客が増える時期に備えて、別室の準備をしておく
- 猫の写真を1枚、すぐ出せる場所に保存する
冬ならではのリスクは冬の猫の脱走対策にまとめました。
8. シニア猫と持病のある子
- 関節は冷えで悪化します。段差を減らし、寝床を暖かい場所へ
- 高い場所に登らなくなっていないか観察する
- 体重を測る(冬毛で見た目では分かりません)
- トイレまでの距離を短くする
年齢に応じた見直しはシニア猫は7歳からにまとめています。
よくある質問
11月にいちばん優先すべきことは?
この3つです。ヒーターのコード点検(火事を防ぐ)、トイレを暖かい場所へ移す(泌尿器のトラブルを防ぐ)、療法食と薬の在庫確認(年末に困らない)。
健康診断はいつ受けるのがいい?
11月中がおすすめです。12月は混みますし、年末年始は休診になります。持病のある子は、薬の処方も含めて早めに相談してください。
冬に増える猫の不調は?
いちばん多いのは泌尿器のトラブルです。飲水量の低下と、寒いトイレの我慢が原因になります。次いで、乾燥による猫風邪の再発と皮膚のかゆみ、シニア猫の関節の不調です。
優先順位をつけるなら
全部は無理、という場合はこの3つだけでも。
- ヒーターのコード点検(火事を防ぎます)
- トイレを暖かい場所へ移す(泌尿器のトラブルを防ぎます)
- 療法食と薬の在庫確認(年末に困りません)
この3つは、どれもあとから取り返しがつきにくいことへの備えです。今週中にやっておくと安心して冬を迎えられます。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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これは目安です。心配なときは動物病院で相談してください。