脱走は夏のイメージが強いかもしれませんが、冬にも冬なりのリスクがあります。
しかも冬の脱走は、夏より危険です。寒さと、日が短いことが影響します。
この記事では、この時期に増えるリスクと、今できる対策をまとめます。
冬に脱走が起きるきっかけ
- 換気で窓を開ける:暖房を使うと空気がこもるので、換気の回数が増えます
- 灯油の補給・ゴミ出し:一瞬だけ玄関を開ける場面が増えます
- 年末の来客と宅配:ドアの開閉が増える時期です
- 大掃除:窓とベランダを開けっぱなしにしがちです
- 帰省:家を空ける、人の出入りが増える
共通しているのは、「一瞬だけ」「ながら」で扉が開くことです。手がふさがっている、荷物を持っている、そういう場面で起きます。
冬の脱走が危険な理由
- 寒さで体力を消耗する:室内飼いの猫は寒さに慣れていません
- 日が短い:探せる時間が限られます
- 暖かい場所に潜り込む:車のエンジンルーム、室外機の裏、物置の奥。見つけにくい場所ばかりです
- 水が凍る:飲める水を見つけにくくなります
3つ目は特に注意が必要です。車のエンジンルームに入り込む事故は、寒い時期に実際に起きています。近所に外猫がいる家庭では、車に乗る前にボンネットを叩いて音を立てる習慣をつけてください。
今できる対策|玄関
- 玄関にもう1枚、仕切りを作る:突っ張り棒とネット、パーテーションなど。いちばん効果があります
- 宅配は置き配にする(扉を開ける回数が減ります)
- 荷物を持って入るとき、いったん外に置いてから扉を閉める
- 玄関に「猫がいます」の貼り紙をする(来客と家族への注意喚起になります)
- 帰宅時は、猫の位置を確認してからドアを開ける習慣に
今できる対策|窓と網戸
- 網戸のロック・ストッパーを確認する。今すぐ触って確かめてください
- 網戸は体当たりで外れます:外れ止めの金具を調整する
- 換気は猫がいない部屋から行う
- 換気中は、その部屋のドアを閉める
- ベランダは、基本的に出さない
網戸は経年で緩みます。去年は大丈夫でも、今年は外れることがあります。詳しい対策は猫の脱走防止対策にまとめました。
年末年始に向けた準備
- 来客がある日は、猫を別室に入れておく
- 大掃除の日も同じく、作業する部屋から離す
- 帰省で家を空けるなら、預け先とその条件を早めに決める
- 年末年始は動物病院が休みます。 夜間・救急対応の病院を調べておいてください
最後の項目は、脱走に限らず大事です。電話番号をスマホに登録しておくだけで、いざというときに動けます。
万一に備えて、今やっておくこと
- 写真を撮っておく:全身、顔、模様の特徴が分かるもの。チラシに使えます
- マイクロチップの登録情報を確認:引っ越しや電話番号の変更があると、届け出が必要です
- 首輪と迷子札(外れやすいタイプを選んでください)
- 近所の動物病院、保健所、動物愛護センターの連絡先を控えておく
写真は、いざというときに慌てて探すことになります。 「猫」というアルバムを1つ作って、そこに数枚入れておくだけで違います。
もし脱走してしまったら
大事なのは最初の24時間です。
- まず家の中を徹底的に探す(実は出ていないことがよくあります)
- 外に出た場合、遠くには行っていないことがほとんどです
- 家のすぐ周り、物置の下、車の下、室外機の裏を確認する
- 夜、静かな時間に名前を呼びながら探す
詳しい手順は猫が脱走したときの探し方にまとめています。起きてから読むのでは遅いので、今のうちに目を通しておいてください。
よくある質問
冬の脱走はなぜ危険?
室内飼いの猫は寒さに慣れていないうえ、日が短くて探せる時間が限られます。 暖かい場所を求めて、車のエンジンルームや室外機の裏など、見つけにくい場所に入り込むことも危険です。
脱走に気づいたらまず何をする?
まず家の中を徹底的に探してください。 実は出ていないことがよくあります。外に出た場合も、遠くには行っていないことがほとんどです。家のすぐ周り、物置の下、車の下を確認します。
今のうちに準備しておくことは?
顔と全身が分かる写真を1枚保存、マイクロチップの登録情報の確認、網戸のロックの点検。この3つは今日中にできます。
今夜やるなら、この3つだけ
- 網戸のロックを、実際に触って確かめる
- 猫の顔と全身が分かる写真を、1枚保存する
- 夜間対応の動物病院を調べて、番号を登録する

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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これは目安です。心配なときは動物病院で相談してください。