同じ内容なのに、再生数が大きく違う。動画制作でよくあることです。
原因の多くは中身ではなく、サムネイル・冒頭・タイトルといった「入口」の差にあります。ここを検証で詰めていくのがABテストです。
SNSでのABテストの限界を知る
広告と違い、通常の投稿では条件を完全にそろえられません。投稿時間、その日の状況、たまたま最初に見た人。1回の比較では何も分かりません。
それでも、回数を重ねれば傾向は見えます。ここを理解したうえで進めます。
ルール1:変える要素は1つだけ
サムネイルとタイトルを同時に変えると、どちらが効いたか分かりません。1回のテストで変えるのは1つです。
ルール2:各パターン5本以上
1本ずつの比較は、偶然と区別がつきません。各パターン最低5本、できれば10本たまってから判断します。
ルール3:見る数字を先に決める
| 知りたいこと | 見る数字 |
|---|---|
| 入口で選ばれたか | 再生数、クリック率 |
| 最後まで見られたか | 視聴完了率、平均視聴時間 |
| 価値があると思われたか | 保存数 |
あとから都合のいい数字を選ぶと、結論を自分で歪めることになります。
試す順番
- 冒頭の1〜2秒——効果が最も大きい
- サムネイル——文字量、色、顔の有無
- 動画の長さ——短い版と長い版
- 投稿時間——他の影響を受けやすく、判断が難しい
記録を残す
やりっぱなしにすると何を試したか忘れます。日付・変えた内容・結果・気づき。この4項目だけメモしてください。
これがたまると、自分のアカウントだけの答えになります。他人のノウハウより確実です。
まとめ
ABテストは、1つだけ変える・5本以上ためる・数字は先に決めるの3つが原則です。
まずは冒頭の1〜2秒から。ここが最も結果を動かします。

