本業を持ちながらSNSを続けるとき、いちばんの壁は時間です。やる気の問題ではなく、単純に時間が足りない。
ここで有効なのは、時間を増やそうとすることではありません。何をやらないかを決めることです。
まず1週間、記録を取る
時間がないと言っている人のほとんどは、自分が何に時間を使っているかを把握していません。
難しい記録は必要ありません。1週間、起きてから寝るまでを30分単位でざっくりメモするだけです。スマートフォンの利用時間は、設定から自動で確認できます。
記録を見ると、たいてい思っていたより使える時間が見つかります。逆に、削れない時間もはっきりします。感覚ではなく、事実で判断できるようになるのがこの作業の目的です。
見直す対象は3つ
| 見直す時間 | できること |
|---|---|
| SNSを見ている時間 | 見る側から作る側へ。ここがいちばん大きい |
| 動画や配信を見ている時間 | 週に数時間出てくることが多い |
| 移動時間 | 企画を考える、構成をメモする作業に向いている |
1つ目が最大の候補です。SNSを見ている時間は、多くの人が自覚より長くなっています。全部をやめる必要はありませんが、半分を作る側に回すだけで、まとまった時間が生まれます。
3つ目の移動時間は、撮影や編集には向きませんが、考える作業には十分使えます。音声メモに話しておけば、あとで文字にできます。
まとめてやる、を基本にする
毎日少しずつやるより、まとめて作って、少しずつ出すほうが副業には向いています。
理由は、作業のたびにかかる準備の時間です。撮影なら場所を整える、機材を出す、服装を整える。この準備を毎日やるのは効率が悪すぎます。
- 撮影——休日にまとめて。1回で5〜10本ぶん撮る
- 編集——平日の夜に1〜2本ずつ
- 投稿——予約機能を使う
- 企画——移動時間や隙間時間に
この形にすると、平日に必要な時間が大きく減ります。忙しい週があっても、投稿は止まりません。
作業ごとの時間の目安
時間を決めずに始めると、いくらでも伸びます。あらかじめ上限を決めてください。
- 企画——1本あたり5分。悩んだら次に進む
- 撮影——1本あたり10分。撮り直しは2回まで
- 編集——1本あたり30分。時間が来たら出す
数字は目安なので、自分に合う長さに調整してください。重要なのは時間で区切ることです。完成度で判断すると終わりません。
無理なときの最低ライン
本業が忙しい時期は必ずあります。そこで全部止めてしまうと、戻るのが難しくなります。
あらかじめ、最低ラインを決めておいてください。
- 投稿は週1本だけにする
- 新規は作らず、過去の投稿を再編集して出す
- 投稿はせず、コメントの返信だけ続ける
完全にゼロにしないことが目的です。細くても続いていれば、戻るときの負担がまったく違います。
まとめ
副業でSNSを続けるための時間は、増やすものではなく振り替えるものです。まず1週間記録を取り、SNSを見る時間・動画を見る時間・移動時間を見直す。
そして、まとめて作って少しずつ出す形にする。忙しい時期のための最低ラインも先に決めておく。この3つで、多くの人は続けられるようになります。