
キャットフードの棚の前で、どれを選べばいいか分からなくなる——よくあることです。
パッケージには判断材料が書かれています。読み方を知っていれば、店頭で数十秒あれば絞り込めます。
この記事では、最低限おさえたい表示の見方をまとめます。
キャットフードは、大きく分けて次の種類があります。
毎日のごはんにするなら、「総合栄養食」と書かれているものを選びます。 パッケージの裏や側面に、小さく記載されています。
ウェットフードには、総合栄養食ではないものが多く含まれます。ウェットだけを主食にする場合は、必ず総合栄養食かどうかを確認してください。 配分の考え方は猫のウェットとドライどっちがいい?にまとめています。
原材料は、使用量の多い順に書かれています。つまり最初の数個が、そのフードの中身のほとんどです。
猫は肉食動物なので、動物性たんぱく質が主体のフードが基本です。ただし、穀物が入っていること自体が悪いわけではありません。何を優先するかは、その子の体質によります。
「保証成分」として、次の項目が書かれています。
そしてカロリー(代謝エネルギー、kcal/100g)。これが書かれていれば、1日にあげる量を計算できます。同じ量でもカロリーが違うので、フードを変えたときは量の見直しが必要です。
ただし年齢はあくまで目安で、個体差のほうが大きいです。7歳になったから即シニア用、と機械的に変える必要はありません。体重や活動量を見て判断してください。年齢による見直しはシニア猫は7歳からにまとめました。
「下部尿路の健康に配慮」「毛玉ケア」といった表示をよく見かけます。これらは健康な猫の維持を目的とした一般のフードです。
すでに病気がある場合に使うのは、療法食です。こちらは獣医師の指導のもとで使うもので、自己判断で切り替えるものではありません。
この2つは名前が似ていますが、役割がまったく違います。症状が出ている場合は、フードを変える前に受診してください。
全部を毎回確認するのは大変です。次の順で見れば、数十秒で判断できます。
5番目も大事です。開封後の劣化についてはキャットフードの保存方法にまとめました。
総合栄養食はそれと水だけで必要な栄養がとれるフードです。一般食(その他の目的食)はおかずのような位置づけで、それだけでは栄養が足りません。毎日の主食には総合栄養食を選んでください。
すべての猫にとって優れているとは限りません。穀物が体質に合わない子には有効ですが、合わない理由がないなら必須ではありません。気になる場合は獣医師に相談してください。
違います。「配慮」は健康な猫の維持を目的とした一般のフードで、療法食はすでに病気がある猫のためのものです。症状が出ている場合は、フードを変える前に受診してください。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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