猫の適正体重は、犬と違って品種ごとの目安があまり役に立ちません。同じ4kgでも、骨格の大きい子には痩せすぎ、小柄な子には太りすぎになります。
だから数字より、体を触って判断する方法を覚えたほうが確実です。
BCS(ボディコンディションスコア)は5段階または9段階で評価する方法です。5段階でいうと、
いちばん分かりやすいのが手の甲テストです。自分の手の甲を撫でたときの骨の感触。あれくらいで肋骨が分かれば理想的です。手のひらを撫でたときのように骨が分からなければ太りすぎ、指の関節のようにゴツゴツしていれば痩せすぎです。
猫の下腹部にある皮膚のたるみはプライモーディアルポーチと呼ばれ、正常な体の構造です。痩せている猫にもあります。ここが揺れているから太っている、とは限りません。
判断はあくまで肋骨と、上から見たときのくびれで行ってください。
ここが最重要です。猫の急激な減量は肝リピドーシス(脂肪肝)を起こす危険があります。 命に関わることがあり、太っている猫ほどリスクが高くなります。
「思ったより遅い」と感じると思いますが、これが正しいペースです。半年〜1年かけて落とす前提で考えてください。
1日に必要なカロリーとフードの量は、体重と避妊去勢の有無から計算できます。ねこのごはん計算機に入れてみてください。
これがいちばんの難所です。1匹だけ減らしても、他の子のごはんを食べてしまいます。
まずは置き餌をやめるところからで十分です。誰がどれだけ食べたか分からない状態が続くと、管理のしようがありません。
減量のペースや目標体重は、持病の有無で変わります。始める前に一度、動物病院で相談してください。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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