投稿のネタが尽きる。SNS運用でいちばん多い悩みです。この部分は、AIを使うと大きく楽になります。
ただし、ただ「投稿ネタを考えて」と頼んでも、当たり障りのない案しか返ってきません。指示の出し方に、はっきりした差が出ます。
曖昧な指示だと使えない案が返る
「SNSの投稿ネタを10個出して」と頼むと、誰にでも当てはまる一般的な案が並びます。それは指示が曖昧だからです。
AIは、条件が少ないと平均的な答えを返します。条件を足すほど、答えは具体的になります。
| 指示 | 返ってくるもの |
|---|---|
| 投稿ネタを10個出して | どのアカウントでも使える一般論 |
| SNS副業を始めて3か月、フォロワーが200人で止まっている30代向けに、保存されやすい投稿ネタを10個 | そのまま使える具体的な案 |
指示に入れる4つの要素
使える案を出してもらうには、次の4つを指定してください。
1. 誰に向けるか
年代や性別だけでなく、どんな状況にいる人かまで書きます。「投稿は続けているのに反応が増えない人」のように、状態で指定すると精度が上がります。
2. どんな悩みか
その人が具体的に何に困っているか。悩みが具体的なほど、返ってくる案も具体的になります。
3. 何を狙うか
保存されたいのか、コメントが欲しいのか、プロフィールに来てほしいのか。狙う反応によって、作るべき投稿は変わります。
4. 形式と長さ
ショート動画なのか画像なのか。何秒くらいか。ここを指定しないと、形式に合わない案が混ざります。
自分らしい文章にする方法
AIの出す文章は、そのままだと誰が書いても同じような文体になります。これを避ける方法があります。
自分が過去に書いた投稿を、いくつか指示に貼り付けることです。
「この文体で書いてください」と添えて3〜5本ぶんの実例を渡すと、語尾や言い回しがかなり近づきます。とくに、一人称・語尾・改行のクセは伝わりやすい部分です。
それでも完全には一致しないので、最後に自分で直す前提で使ってください。
そのまま使わない
AIが出した案をそのまま投稿するのは、おすすめしません。理由は2つあります。
- 事実の確認ができていない——数字や固有名詞が間違っていることがあります。自分で確認できないことは書かないでください
- 自分の経験が入っていない——調べれば分かる話は誰でも出せます。差がつくのは、実際にやってみた話の部分です
使い方としては、AIに骨組みを出させて、中身は自分で埋めるのが現実的です。企画を考える時間が減り、自分の言葉を書く時間に回せます。
企画以外にも使える場面
- タイトル案を10個出す——1本の内容に対して言い方を変えた案を並べ、いちばん良いものを選ぶ
- 構成を組む——伝えたい内容を渡して、話す順番を整理してもらう
- 長さを調整する——書いた原稿を、指定の文字数にまとめてもらう
- 視点を変える——同じテーマを別の切り口で書く案を出してもらう
とくに1つ目は効果的です。タイトルは反応を大きく左右する部分なので、複数の案から選べる状態を作るだけで質が上がります。
まとめ
AIで企画を出すときは、誰に・どんな悩みに・何を狙って・どの形式での4つを必ず指定してください。ここを書くかどうかで、返ってくる内容がまったく変わります。
そして、骨組みだけを任せて中身は自分で書く。この分担にすると、時間を節約しながら自分の発信であることも保てます。