SNSで3年以上発信を続けている人は、ごく一部です。多くは半年から1年のあいだに止まります。技術や才能の差ではなく、続け方を知らないまま走り出したことが原因であることがほとんどです。
長く続けている人には、共通する習慣があります。ここでは7つに整理しました。
1. 完璧を目指さない
100点の投稿しか出さないと決めると、すぐに疲れます。1本にかける時間が伸び、投稿間隔が空き、そのうち出せなくなる。よくある流れです。
60点でも出すと決めておくほうが、結果的に上達します。出さないと反応が返ってこないので、何が良くて何が悪いかも分かりません。
時間で区切るのも有効です。1本に使う時間を決めて、その時間で終わらせる。完成度ではなく時間で判断する方式にすると、投稿が止まりにくくなります。
2. 数字に振り回されない
毎日の再生数やフォロワー数を追いかけると、精神的に消耗します。数字は日によって大きく上下するので、1日単位で見ると常に何かに落ち込むことになります。
見るなら週単位か月単位です。投稿ごとの数字ではなく、月の合計や平均を見る。この見方に変えるだけで、判断も安定します。
投稿直後に何度もアプリを開いてしまう人は、通知を切る、確認する時間を決めるなど、物理的に距離を取る工夫が有効です。
3. インプットの時間を確保する
出し続けているだけだと、話す材料が尽きます。ネタ切れで止まるアカウントは非常に多く、その原因はたいていインプット不足です。
- 本を読む
- 他の発信者を見る(同じジャンル以外も)
- 実際にやってみる
- 人と話す
とくに3番目が重要です。やったことは、そのまま発信の材料になります。 調べただけの情報は誰でも出せますが、やってみた結果は自分にしか書けません。
4. 休む日を決めておく
毎日投稿にこだわると、いつか燃え尽きます。しかも「今日休んだら終わりだ」という気持ちで続けていると、休んだ瞬間に戻れなくなります。
最初から休む日を組み込んでおくのがおすすめです。
- 週1日は投稿しない日にする
- 月に1週間は撮影せず、企画だけの期間にする
- 年に数回、まとめて休む期間を作る
休息は怠けることではなく、続けるための手段です。 予定に入っている休みは、罪悪感になりません。
5. 1人でやらない
SNS発信は基本的に孤独な作業です。反応がない時期は特に、続ける理由を見失いやすくなります。
同じように発信している人とつながっておくと、この時期を乗り越えやすくなります。情報交換ができるだけでなく、止まっていないことを確認し合えるのが大きいです。
コミュニティに入る、同じジャンルの人に感想を送る、コラボしてみる。方法は何でも構いません。1人で抱えない状態を作っておくことが目的です。
6. 発信を仕事につなげる
発信を続けるエネルギーは、どこかから供給されなければ尽きます。趣味として楽しめているうちはいいですが、それだけで数年は続きません。
3か月以上続けたら、収益につながる導線を作ることを考えてください。有料のサービス、相談、コンテンツ販売。金額の大小より、発信が何かにつながっている実感が効きます。
最初の1件が発生すると、続ける理由が明確になります。逆に言えば、ここがないまま何年も続けるのはかなり難しいことです。
7. 「やめたい」を否定しない
やめたいと思う瞬間は、続けている人にも必ず来ます。そこで自分を責めると、余計にしんどくなります。
大事なのは、「やめる」と「休む」を分けて考えることです。しんどいときは一度休む。戻れそうになったら戻る。それで問題ありません。
アカウントは、少し休んだくらいでは消えません。数か月止まっていても、再開して続ければまた動き始めます。完全にやめてしまうより、休んで戻るほうがずっと現実的です。
まとめ
SNS発信は短距離走ではなく、長く続ける前提の作業です。60点で出す、週単位で見る、インプットの時間を取る、休む日を先に決める、1人でやらない、仕事につなげる、やめたい気持ちを否定しない。
この7つは、どれも派手な技術ではありません。ただ、3年続いている人はだいたいこれをやっています。