夏を乗り切った直後の9月〜10月は、油断しやすい時期です。日中はまだ暑いのに、朝晩は急に冷える。この差が猫の体にこたえます。
秋に不調が出やすい理由
- 1日の気温差が大きい:日中と朝晩で10℃近く違う日があります
- 換毛期と重なる:体力を使う時期です
- 飲水量が減る:涼しくなると水を飲まなくなり、尿路トラブルが増えます
- エアコンの切り替えが遅れる:冷房のまま朝を迎えて冷えることがあります
やること1:エアコンの設定を見直す
夏の設定のままにしないでください。
- 日中は冷房、朝晩は送風か停止にタイマーを組む
- 設定温度を1〜2℃上げる
- 猫が寝ている場所に直接風が当たらないか確認する
- 10月に入ったら暖房の試運転を。急に冷え込む日があります
やること2:寝床を増やす
猫は自分で快適な場所を選びます。選択肢を用意しておくのが飼い主の仕事です。
- 暖かい寝床(毛布、ドーム型)を1つ足す
- 夏用のひんやりマットはまだ片づけない。日中は使います
- 日の当たる窓際を確保しておく
- 床から離れた高い位置に1か所。暖かい空気は上に溜まります
やること3:水を飲む量を落とさない
秋から冬は、尿路トラブルがいちばん増える時期です。
- 水をぬるめにする(冷たすぎると飲まない子がいます)
- ウェットフードの割合を増やす
- 器の数を増やす。移動距離が短いほど飲みます
- おしっこの塊の大きさを毎日見る
この時期に増える不調のサイン
- くしゃみ・鼻水:気温差で猫風邪がぶり返すことがあります
- おしっこの異常:回数が増えた、量が減った、血が混じる
- 食欲の変化:涼しくなると食欲が上がるのは自然ですが、急な変化は要注意
- 関節の動き:冷えると関節炎が悪化します。高い所に登らなくなったら注意
- 毛玉を吐く回数:換毛期で増えます
シニア猫はとくに注意
体温調節が苦手になっているので、寒暖差の影響を強く受けます。
- 暖かい寝床を、猫が自分で選べる場所に置く
- 床が冷える場所にマットを敷く
- 10月に入る前に健康診断を済ませておくと安心です
冬に向けて今から準備すること
- ペット用ヒーターの動作確認(コードのかじり跡もチェック)
- 毛布や冬用ベッドの洗濯
- 加湿器の準備(乾燥は猫風邪の悪化要因です)
- 窓際の断熱。夜間の冷え込み対策
気温が下がりきってからでは、猫が体調を崩したあとになります。涼しくなり始めた今のうちに手を打っておくのが効率的です。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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これは目安です。心配なときは動物病院で相談してください。