ソファや壁で爪をとがれると困りますが、猫にとって爪とぎはやめさせられない行動です。爪の手入れ、ストレス発散、においによるマーキング。どれも本能に近い部分です。
やることは「やめさせる」ではなく「そっちでやってもらう」。ポイントは道具より置き場所です。
家具でとぐ子をよく観察すると、場所に共通点があります。
つまり、すでに家具でとがれている場所こそが正解の置き場所です。爪とぎ器を部屋の隅に置いて使われないのは、猫にとってそこがとぎたい場所ではないからです。
形も分かれます。縦(立ってとぐ)か、横(寝そべってとぐ)か。家具でとぐときの姿勢を見て、同じ姿勢が取れるものを選んでください。
縦置きの場合、猫が前足を伸ばしきった高さが必要です。短いものは使われません。
トイレと同じ考え方です。数が足りないと、他の子が使っている間に別の場所でとぐことになります。
置き場所も分散させてください。1か所に集中させると、そこが特定の子の場所になり、他の子が近づけなくなります。
叱るのは逆効果です。猫は「爪とぎが悪い」ではなく「飼い主が見ているときはやらない」を学習するだけで、隠れてやるようになります。
においが染みついた場所は、繰り返しとがれます。カバーをかける、布を張り替える、その面に爪とぎ器を固定する。元の面を物理的に触れなくするのがいちばん確実です。
段ボールは中央がへこんで崩れてきたら交換です。ボロボロのまま置いておくと、とぎ心地が悪くなって別の場所に移ります。
爪とぎ器は消耗品と割り切って、複数をローテーションするのがおすすめです。全部を同時に新品にすると、においが消えて使われなくなることがあります。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
運営者情報を見る🎁 いつもありがとうございます!
Amazonの山田家の欲しいものリストを見る