9月に入ると、ブラシに絡む毛の量が急に増えてきます。これが秋の換毛期です。
猫の換毛期は年2回。春(3〜5月ごろ)は冬毛が抜けて夏毛に、秋(9〜11月ごろ)は夏毛が抜けて厚い冬毛に生え変わります。きっかけは気温ではなく日照時間なので、室内飼いでも季節どおりに起こります。
やることはシンプルで、抜ける毛を、猫が飲み込む前に取ること。これに尽きます。
猫は自分でグルーミングして毛を飲み込みます。ふだんは便と一緒に出るか、たまに毛玉として吐きますが、換毛期は量が増えるので消化管に溜まりやすくなります。ブラッシングは掃除のためだけでなく、猫の体の負担を減らすためにやるものです。
長い時間やる必要はありません。短く、毎日のほうが猫も嫌がりません。
スリッカーブラシやファーミネーターのような「大量に取れる」道具は効果が高い反面、力を入れすぎると皮膚を傷めます。使うなら力を抜いて、同じ場所を何度も往復しないことを守ってください。
換毛期に吐く回数が増えるのはある程度自然ですが、限度があります。
このどれかが当てはまるなら、毛球症や別の病気の可能性があります。動画を撮って動物病院で相談してください。
頭数が増えるほど、抜け毛の量は単純に増えます。掃除は道具を分けると楽になります。
換毛期は2か月ほどで落ち着きます。この時期だけは掃除の基準を下げると決めておくと、気持ちが楽になります。

この記事を書いた人
ひかる
猫11匹と暮らしています。YouTube「山田さんちは猫まみれ」で日々のようすを公開中。ここでは多頭飼いで実際にやっていることを書いています。健康の話は目安なので、心配なときは動物病院で相談してください。
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