
「室内飼いだから熱中症は大丈夫」——実はこれ、データで否定されている思い込みです。
アニコムが保険金請求データを分析した調査によると、猫の熱中症は5月から増え始めて8月がピークです。しかも発症した日の7割は「晴れ」。
エアコンの効いた室内でも、強い日差しが差し込む場所ならリスクがあります。まさに今、この残暑がいちばん危ない時期です。
この記事では、見逃しやすい夏バテ・熱中症のサインと、多頭飼いのわが家がやっている残暑対策をまとめました。
まず押さえたいデータがこれです。
つまり「真夏日じゃないから」「室内だから」は、安全の根拠になりません。窓際の日なたで長時間寝ていた。エアコンの効かない部屋に閉じ込められた。室内でも、こういう状況で起こります。
猫は人間のように汗をかけません。しかも体の不調を隠します。飼い主が先回りするしかない、ということです。
猫はもともとよく寝る動物なので、「夏バテのだるさ」との見分けが難しい。ポイントは「ごはんへの反応」です。いつも飛んでくる子が来ない。これは分かりやすい変化です。
この段階は様子見禁止です。濡れタオルで体(とくに脇や内股)を冷やしながら、すぐ動物病院に連絡してください。
呼吸数がいつもより明らかに速いかどうかも、判断材料になります。安静時の呼吸数はねこ呼吸チェッカーで数えられます。
うちの12匹の暑さ対策はこんな感じです。
▼特等席(いちばん涼しい場所)を巡る攻防は動画で。だいたい同じ子が勝ちます
YouTube「山田さんちは猫まみれ」で見る文章より映像のほうが早い部分は、動画でどうぞ9月に入っても暑さは続きます。アニコムの「猫の熱中症週間予報」は9月末まで配信されているので、地域のリスクチェックに使えます。
暑さ対策万全のわが家で、猫たちがアルミプレートの上でとろけている様子はYouTube「山田さんちは猫まみれ」でどうぞ。チャンネル登録して、涼みに来てください。