
「2匹目を迎えたいけど、お金の面でやっていけるか不安…」
多頭飼いを考え始めて、真っ先にぶつかるのがお金です。調べても出てくるのは「人による」「ピンキリ」ばかり。結局いくら用意すればいいのか、さっぱり分からない。
うちも2匹目の前は、家計簿とにらめっこしていました。
この記事では、保険会社の最新調査と、12匹と暮らすわが家の実際の家計を突き合わせます。読み終わる頃には「うちなら月いくら必要か」の見当がつきます。
先に結論から。猫1匹で、月1.2万〜1.6万円。
多頭飼いなら「これ×匹数」でだいたい合います。
根拠はアニコム損保の「ペットにかける年間支出調査」です。2025年の最新版で、猫1匹の年間支出は平均19.5万円。月にすると約1.6万円。
問題はここから。この金額、年々上がっています。とくに治療費は前年の1.45倍です。
ただし、これは「1匹だけ飼った場合」の平均です。多頭飼いはキャットタワーもおもちゃも共用できます。1匹あたりの負担は、実感としてもう少し軽くなります。
ちなみにうちは12匹の多頭飼いです。内訳はこのあと全部お見せしますね。
キャットフード代の相場は、1匹あたり月1,000〜3,000円。何を選ぶかで幅が出ます。療法食(獣医さんの指導のもとで与える特別なフード)が必要な子がいると、ここは一気に上がります。
うちの場合、メインのフードはピュリナワン。下部尿路配慮・健康ケア・グレインフリーの3種類を、その子の体質に合わせて使い分けています。
多頭飼いの救いは、大袋が買えることです。1匹だと食べきる前に鮮度が落ちる大袋も、12匹ならちょうどいい。
見落としがちなのがトイレまわり。猫のトイレは「匹数+1個」が基本です。3匹なら4個。砂の消費も、匹数以上のペースで増えていきます。
猫砂の相場はトイレ1個あたり月500〜1,500円ほど。12匹ぶんのトイレを置いているので、砂の消費もそれなりのペースです。ほかに爪とぎやコロコロ(粘着クリーナー)などの消耗品も、匹数が増えるほど積み上がっていきます。
▼うちの猫たちの朝ごはん風景。12匹分の物量は、動画で見るのがいちばん伝わると思います
YouTube「山田さんちは猫まみれ」で見る文章より映像のほうが早い部分は、動画でどうぞアニコムの2025年調査では、猫1匹の年間治療費は平均47,130円でした。ここにワクチンや健康診断といった「病気でなくてもかかるお金」が加わります。
医療費のつらさは、共用でまったく安くならないところです。ワクチンも健診も1匹ずつ。うちも年1回の健診とワクチンは全員ぶん必要です。12匹となると、ここがいちばん大きな出費になります。
多頭飼いのお金で本当に怖いのは、毎月の固定費ではありません。突発の医療費です。
つい先日も、いちばん年上のカート(14歳)の様子がおかしくて病院へ連れて行きました。血液検査と点滴で、その日だけで25,000円。しかも1回では終わらず、翌日もまた検査、次はエコーの予定です。
毎月の固定費は、家計のやりくりでなんとかなります。でもこういう出費は、何の前触れもなくいきなりやってきます。多頭飼いで年齢がバラけていると、この順番が回ってくる頻度も上がります。だからこそ、月々いくらかかるかより「急な出費が来たときに払えるか」のほうが大事だと思っています。
念のためお伝えしておくと、この記事はあくまでわが家の体験談です。愛猫の様子がいつもと違うと感じたら、金額のことは一旦置いて、早めにかかりつけの獣医師に相談してください。結果的にそのほうが治療費も軽く済むことが多いです。
「2匹目は半分で済む」とまではいきません。それでも1匹目より確実に安いです。体感では6〜7割くらい。
共用できるもの
匹数分かならず必要なもの
ただし「共用できる」かどうかは、猫たちの性格次第です。うちのタワーとベッドの使われ方は、文章より動画のほうが早いです。
▼ベッドもタワーも、結局みんなここに集まる
YouTube「山田さんちは猫まみれ」で見る文章より映像のほうが早い部分は、動画でどうぞ最後にもう一度まとめます。
金額だけ見ると、身構えるかもしれません。それでも、朝起きて12匹に囲まれる毎日は、これを払っても惜しくないと思えます。
そんなわが家の猫まみれな日常は、YouTube「山田さんちは猫まみれ」で毎週公開しています。この記事の猫たちが動いているところ、よかったらのぞいてみてください。チャンネル登録していただけると、次の動画もお届けできます。