SNSでフォロワーが増えても、それだけでは売上になりません。オンライン上の関心を、実際の行動に変える設計が必要です。
その手段のひとつが、オフラインの場につなげることです。セミナー、ワークショップ、コミュニティ。実際に会う、あるいは直接話す場を挟むと、関係の質が変わります。
この記事の内容
なぜオフラインを挟むのか
SNSでのやり取りは、どうしても一方通行になりがちです。投稿を見てもらう、コメントをもらう。それだけでは、相手が何に困っているかまでは分かりません。
直接話す場があると、次のことが起きます。
- 相手の状況が具体的に分かる——投稿のネタにも、商品の改善にもつながります
- 信頼が一気に進む——文字のやり取りを何十回重ねるより、1回話すほうが早いことがあります
- 参加者同士がつながる——自分がいなくても関係が続くようになります
とくに1つ目が大きいです。実際に困っている人の言葉を聞くと、発信の精度が上がります。
3段階の導線
| 段階 | やること | 相手の負担 |
|---|---|---|
| ① SNSで信頼を積む | 役に立つ発信を続ける | なし |
| ② 無料の場に招く | オンライン相談会、体験会 | 時間だけ |
| ③ 有料の案内をする | サービス、講座、継続サポート | 費用 |
ポイントは②を飛ばさないことです。いきなり有料を案内すると、判断材料がないので決められません。
先に無料で体験してもらうと、相手は「この人のやり方が自分に合うか」を確かめられます。合わないと分かった人が離れるのも、悪いことではありません。ミスマッチを減らせるからです。
最初の場をどう作るか
いきなり大きなイベントを企画する必要はありません。
- まずは1対1から——オンラインで30分の相談会。3人でも成立します
- 少人数の座談会——同じ悩みを持つ人を数人集めて話す
- 体験できる内容にする——聞くだけより、その場で手を動かすほうが満足度が上がります
- 次の案内は最後に短く——ずっと宣伝だと、次から来てもらえません
集客は、無理に人数を集めようとしないでください。3人でも、実際に話せれば得られるものは大きいです。 人数が集まらなかったことを失敗と捉えると、続けられなくなります。
案内するときの注意
- 参加のハードルを明示する——初心者でも大丈夫か、何を持ってくるのか、何分かかるのか
- 売り込みの有無を先に伝える——「最後にサービスの案内があります」と書いておくほうが、信頼されます
- 参加できない人への配慮——録画を残す、後日資料を配るなど
- 個人情報の扱い——申込フォームで集める情報は最小限に。使い道も明記してください
2つ目は特に効きます。案内があると分かっていて参加した人は、聞く姿勢ができています。 隠して呼んで最後に売り込むと、その1回で信頼を失います。
まとめ
SNSの影響力を実際の成果につなげるには、信頼を積む → 無料の場に招く → 有料を案内するという順番が必要です。
②を飛ばさないこと。そして、無料の場は3人からで構いません。直接話して得られる情報は、投稿の質そのものを上げてくれます。