一度バズると、その感覚が忘れられなくなります。もう一度あの数字を出したい。そう思って投稿を作り始めると、少しずつ発信がずれていきます。

これが「バズ依存」です。本人は頑張っているつもりなのに、アカウントとしては弱くなっていくという厄介な状態です。

この記事の内容

  1. バズ依存になっているサイン
  2. なぜ狙うと外れるのか
  3. バズは副産物として扱う
  4. 見る数字を変える
  5. バズったときにやるべきこと

バズ依存になっているサイン

  • 投稿を出したあと、何度もアプリを開いて数字を確認している
  • 伸びなかった投稿を、すぐ消したくなる
  • 自分が話したいことより「伸びそうなこと」を優先している
  • 過去にバズった投稿と似た内容ばかり作っている
  • 数字が悪い日は、気分まで落ちる

複数当てはまるなら、そうなっている可能性があります。これは意志が弱いからではありません。 数字がすぐ返ってくる仕組みの中にいれば、誰でもこうなります。

なぜ狙うと外れるのか

バズには再現性がありません。同じ内容、同じ形式で出しても、結果は大きく変わります。タイミング、他に何が流行っているか、たまたま最初に見た人が誰だったか。自分でコントロールできない要素が多すぎるのです。

それでも狙い続けると、2つの問題が起きます。

  1. 発信の軸がぶれる——伸びそうなテーマに寄っていき、何のアカウントか分からなくなります
  2. フォロワーの質が変わる——バズった投稿で来た人は、そのテーマに興味があるだけで、発信者に興味があるとは限りません

2番目は特に厄介です。フォロワー数は増えたのに、反応率が下がる。よく起きる現象です。

バズは副産物として扱う

抜け出すために必要なのは、バズは狙うものではなく、起きるものという捉え方に変えることです。

価値のある投稿を出し続けていれば、そのうちのいくつかが偶然大きく広がる。この順番だと考えてください。逆にすると成立しません。

実際、長く続いているアカウントの多くは、バズを狙っていません。毎回同じ水準のものを出し続けた結果として、時々大きく伸びるという形になっています。

見る数字を変える

再生数を見るのをやめるのは難しいので、他に見る数字を増やすのが現実的です。

見る数字何が分かるか
保存数あとで見返す価値があると思われたか
プロフィールへのアクセス発信者本人に興味を持たれたか
フォロー転換率投稿を見た人のうち、何人がフォローしたか
コメントの中身どんな人が、どんな反応をしているか

この4つは、バズとは別の軸で「良い投稿だったか」を教えてくれます。再生数が少なくても、これらが高い投稿は良い投稿です。

あわせて、見る単位を日から月に変えてください。月の合計で見ると、1本ごとの上下に振り回されにくくなります。

バズったときにやるべきこと

実際にバズが起きたときは、次の投稿を焦って出す前に、受け皿を確認してください。

  1. プロフィール——大量に人が来ます。1行目で何の人か分かる状態になっているか
  2. 固定投稿——次に見てもらいたい1本が置かれているか
  3. 次の行動——リンク、依頼方法が明記されているか

バズの価値は、数字そのものではなく大量の人がプロフィールを見に来ることにあります。ここを整えていないと、通り過ぎて終わります。

そして、次の投稿は普段どおりのものを出してください。無理に続きを狙うと、たいてい外れます。

まとめ

バズ依存から抜けるには、バズを目標から外すことです。狙って出せるものではない以上、目標にすると常に不安定になります。

保存数、プロフィールへのアクセス、コメントの中身。この3つを月単位で見る。そして、バズが起きたときに受け止められる準備をしておく。この形が、いちばん安定します。